本人確認
☀晴れ
首都圏を中心に闇バイトによる
強盗が頻発していますね。
普通の若者が簡単に凶悪犯罪に
手を染めてしまうなんて
ほんと物騒な世の中です。
さて、昨日ゴルフに行きましたら
隣でパッティング練習を
していたご高齢の方々が、
「今日、ここで年齢確認のために
免許証のコピーを取られたんだけど
住所も載っているし年齢も分かるしよ
顔写真も載っているから怖いよな。」
(70歳以上の方はゴルフ利用税が非課税なのです。)
「強盗が流行っているからなぁ。
どこかで漏れた情報を基にやっているんだろ。」
「銀行でも郵便局なんかでもすぐ免許証のコピーだもんな。
どこからか漏れてんだよ。怖いよ。」
「おいそれと免許証のコピーなんか出したくないよな。」
等々とお話されていました。
確かに個人情報流出もニュースになっていますからね。
不動産の取引でも2008年から
「犯罪収益移転防止法(マネーロンダリング防止法)」
によって売主、買主ともに本人確認(免許証のコピー)
などを取ることがが義務づけられています。
保管期間は7年間です。
更に売主のなりすましを防ぐためにも
免許証などによる本人確認は必須です。
地面師ではないですが、
親族が本人になりすまして
不動産を売却しようとすることは
結構ありますからね。
その他、アパートを借りる場合も保証会社の審査がありますが、
ここでも本人確認(免許証のコピー)が必要です。
昨今の物騒な事件が多い中
先ほどのお話を聞いて
尚更、不動産業者は個人情報の取り扱いには
慎重にまた厳重に扱わなければならないと
改めて肝に銘じました。
(南山)