スポーツ選手の育成
☔雨
先日、伊藤園レディースの観戦で
主賓席の隣の席で見ることが
出来た話を致しました。
その時に塩谷育代プロが
主賓の方にお話をされて
いるのが聞こえてきました。
「今、ここにいる子達は
みんなジュニア出身者です。
以前は学校を出て研修生になり
プロになる子がいましたが今はいません。
ジュニアでは応援してくれる人達がいて
コーチが付き色々と学べる環境が整っており
そこで伸びてきた子でなければ
プロになれないのです。」
と説明していました。
確かにほとんどの女子プロゴルファーは
4~5歳から小学生低学年でゴルフを始め
ジュニアの試合に出ています。
黄金世代のプロ同士でも
小学校の時から知っている
と言い合っています。
しかしそれ程早く初めても
プロになれるのは一握り
プロテストの合格率は約3%。
更にツアーに出て活躍できるのは
これまた一握りです。
私の知合いでもプロテストの
2次予選に落ちて泣いていた子や
プロを諦めた子がいます。
またゴルフ仲間のお孫さんで
4~5歳からゴルフを初めて
全国や米国のジュニアの試合に
出ている子がいます。
そこで全国でプロを目指す
子と親たちが知合いになり
情報交換をし遠征練習をするそうです。
でもそのゴルフ仲間は
(孫が)高校生までに
頭角を現せなければ
無理だろうと話していました。
当然ではありますが、
試合に出ている選手達の
影にはたくさんの涙を
のんだ選手達がいるのですね。
華やかではありますが
本当に厳しい世界です。
(南山)