空き家対策
不動産屋さんが受け取る仲介手数料の額が
昭和45年以来、およそ半世紀ぶりに改正されました。
曇り
全国で空き家が増えており、
その対策が急務とされていますね。
その一環として、不動産屋さんが受け取る
仲介手数料が改正されました。
今まで売買物件の仲介手数料は
200万円以下の物件の場合は売買価格の5.4%
200万円超400万円以下は4.32%
400万円超は3.24%
でした。
それが空き家の400万円以下の物件で
現地調査等の費用を要するものについては
上限が18万円(+消費税)となりました。
長年、空き家になる物件は
得てして価値の低い家が多いのですが、
価格の低い物件の場合、仲介手数料も安くなります。
例えば100万円の空き家の売買を仲介した場合手数料は54000円。
これでは、不動産業者が(手数料が安すぎて)仕事を請け負わない
ケースが多いことが想定されるので、それを194,400円(消費税込)に
引き上げたという事ですね。
ただ、買主から受け取る仲介手数料は従来通りです。
これもどうかと思いますが、こういう政策の積み重ねが
功を奏して空き家が少しでも減れば良いことですね。
(南山)