思い出の住宅
私が新卒で入社し住宅を販売し初めたのは
平成に入って間もないころでした。
まだ自身の力で販売できなかった頃でしたが
上司のサポートを受けながら1軒2軒と
販売させていただいていた頃でした。
その二軒目に販売させて頂いた
思い出のお宅を、この度ご縁があって
弊社で買取させて頂きました。
晴れ
今回は、販売当時高校生だった
お嬢様とのお取引です。
毎月手配りでご自宅のポストに
ニュースレターをお届けしていた
のですが、ご両親様が他界されていた
ことを知らずにお届けしていました。
まことに申し訳ないことです。
お嬢様がおっしゃられるには
「両親との思い出がつまった自宅が
知らない方の手に渡るのを見るのが
辛い」とのことでした。
そういう思いが強く、今回弊社に
お譲りしたいという御意向でした。
とても感慨深いご縁です。
決済の帰り、車内でお嬢様とお話を
するうち、30年近い時間を飛び越え
当時の思いが昨日のことのように
鮮明によみがえり、切なくも素敵な
思い出話に花を咲かせました。
ご両親様がリフォームされ大切に
管理されていたご自宅を譲り受け
今後は弊社でリフォームを施し、
社有物件として売主様の思い出とともに
大切に保有していく予定です。
(大西)