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2017年12月24日 (日)

お勧めの本

今年も残すところ

あとわずかとなりましたね。

 

 

 

 

 

             曇り

 

 

 

 

 

読書が趣味でよく本を読んでいます。

といっても小説がほとんどなのですけどね。

 

 

 

今年一年で読んだ本を数えてみますと43冊でした。

昨年は50冊、一昨年も50冊でしたから

今年は少なかったです。

 

 

 

その中から全くの独断と偏見の

お勧めベスト5をご紹介します。

 

 

 

第1位

闇に香る嘘  下村 敦史

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第60回江戸川乱歩賞受賞作

晴眼者には想像もできない全盲の方の

日常生活の不安、恐怖、ゆえの疑心暗鬼。

中国残留孤児が抱える苦悩、

戦争時の国や軍の身勝手さに翻弄された開拓者、

臓器移植の問題等々、いろんな事が詰まった物語ですが、

非常にリアルに描かれ上手くまとまっていました。

良い小説だと思います。

 

 

 

 

 

第2位

ユリゴコロ  沼田 まほかる

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サイコパスが大した動機もなく

簡単に殺人を犯していった手記が中心に

話が進みますので辛いところがありますが、

小説としては素晴らしい出来栄えだと思います。

読む手が止まりませんでした。

 

 

 

 

 

第3位  

ヴァライティ  奥田 英朗

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短編小説です。

「俺は社長だ」 「毎度おおきに」が

すっごく面白かった。

シリーズ化すれば良いとまで思います。

この作家の作品は安定感抜群です。

 

 

 

 

 

第4位

完全恋愛  牧 薩次

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強引なところがありますが、

散りばめられていたピースが、

はまり込んでいくような

伏線が集結していく終盤は

圧巻です。

 

 

 

 

 

第5位

勁草  黒川 博行

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最後が呆気なかったですが、

犯人が泥沼にハマっていく過程、

スピード感、追い詰められていく

焦燥感は流石です。

この作家の真骨頂が

発揮された作品ですね。

 

 

 

 

 

同率 第5位

陸王  池井戸 潤

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仲間が力を合わせて困難な壁を乗り越えていく。

邪魔をする意地の悪い小悪党に一泡吹かせていく。

この作家のおきまりのパターンですが、

ついつい引き込まれて

感動してしまいます。

ドラマ化しましたね。

 

 

 

ご機会があれば

是非読んでみてください。

 

                60s(南山)

               Gls_4 グッドビング

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