エゾシカジャーキー その3
お話し致しましたエゾシカジャーキー
結構上手にできたものですから
休みの日にまたエゾシカジャーキーを
作ってみました
冷凍庫にかなりのスペースをとり
家族にひんしゅくを買って
肩身の狭い思いをしていたエゾシカ肉
今回はすべてを使いました
個人的にジャーキーは薄くスライスした方が
好みなので頑張って薄くスライスしましたが
最後の方はだんだん切るのが嫌になり
厚めになってしまいました
まずはソミュール液に浸しますが
肉の分量の方が多すぎて
ちゃんと全体を浸せません
ソミュール液を追加で作ろうか悩みましたが
一部調味料が足りなかったので
水でかさ増ししました
味が薄くなるか心配でしたが
結果大丈夫でした
匂いは牛丼屋さんのお肉の
ような良い匂いです
さて次は一日漬け込んだエゾシカ肉を
干す作業です
干すザルが足りないと思い
新品の網戸の端切れに
挟んでぶら下げて干しました
この方法は乾燥も早く
きれいに干せましたが
表面に細かい網目がついて
仕上がりに光沢がなくなり
食感もボソボソした感じで
良くありませんでした
今回鹿肉をかなり薄く切ったために
作業工程で千切れたりして
使えなくなるものがたくさん出てしまい
結構無駄にしてしまいました
あまり薄く切りすぎるのも良くありませんネ
次は一日干したものを燻製にします
燻製にする前に少し食べてみると
なかなかおいしかったです
でも鹿らしさは多少残っていましたので
好みが分かれるところです
いよいよ燻製です
燻製器に入れる訳ですが
家庭用の小さな燻製器の為
4回に分けて燻製しました
一回目は無理して
大量に詰め込んだところ
炎上
↓
炭化
↓
終了
いきなり三分の一ほどのエゾシカ肉を
無駄にしてしまいました
二回目からは適量を入れ燻製にしましたが
鹿肉の厚みが違うので薄いものは気が付くと
炭化していました
結局大量に作ったはずの
エゾシカ肉のジャーキーは
ずいぶん少なくなりました
味見をする為にノンアルコールビールを
飲みながら少し食べてみましたところ
さらに少なくなってしまいました
翌日鹿肉を下さった取引先の社長さんに
お届けしました
前回同様「おいしい!おいしい!」と
いって下さいました
そして「今、大型冷凍庫にいっぱいあるから
今度持って行って!
それに明日からまた北海道に行って
獲ってくるからどんどん持って行ってよ!」
とのことでした
エゾシカ肉には当分困らなさそうです
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(大西)