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2011年9月25日 (日)

読書感想

先週、読んだ本の中からの紹介です。

「麒麟の翼」(東野圭吾)

 麒麟の翼 (特別書き下ろし)

加賀恭一郎シリーズの最新作です。

良かったですよ。

 

日本橋の欄干に、もたれかけるようにして死んだ被害者の背景に隠された真相を加賀が粘り強い捜査でひも解いていきます。

父と息子の思いが伝わり、ちょっと感動しました。

主人公のセリフが良いんですよね。

このシリーズにしても、ガリレオシリーズにしても、

回を重ねるごとに、形成されている主人公の人格が素晴らしいです。

 

そりゃ~ あの東野圭吾さんの作品ですからね。

期待を裏切りません。

 

あくまで私の好みですが、

東野圭吾さんの作品の中では、

「容疑者Xの献身」 Sランク

「白夜行」 Sランク

 

「トキオ」 Aランク

そして、この「麒麟の翼」がAランクです。 

 

父と娘が題材の「秘密」や「さまよう刃」より、

どうしても、父親と息子の関係を描いたものが上位に来てしまいます。

読む人の境遇って影響しますよね。

                    (南山)

                       Gls_4 グッドビング

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